子どもたちの脳や神経の発達は、成長の過程で非常に重要な役割を果たします。特に小学生(児童期)の年代における発達は、その後の学習や社会生活に大きな影響を与えます。
発達障害を持つ子どもたちが直面する困難は、注意力の欠如や感覚処理の問題だけでなく、社会的スキルの不足など多岐にわたります。しかし、これらの問題を克服する鍵となるのが「運動」です。
発達障害に運動がもたらすパワー
- 神経回路を強化し、脳の発達を促します。
- 感覚統合を助けます。
- 社会スキルを育みます。
CREDOの運動療育プログラムは、子どもに最適な運動を通じて、これらの効果を最大限に引き出します。運動がもたらす驚くべき効果とその秘訣を、一緒に探ってみましょう。
無限の可能性を広げる、心とカラダの応援団
運動療育はADHD児のこんなお悩みにオススメです
- 集中力が持続できず、注意がいろんなところに移ろいやすい
- 上の空になることが多く、学校での勉強についていけず遅れが出ている
- すぐにカッとなりやすく、感情のコントロールが苦手なため暴言や手が出てしまう
- 他の人が話しているのを遮って発言したり、思ったことがすぐに口に出てしまう
- 何度言い聞かせても日常の活動を忘れたり、持っていくものを忘れてしまう
小学生の時期における脳や神経の発達はとっても重要です!
この時期を逃すことでの弊害は、「読み書きや計算能力の遅れ」といった学業面の課題がよくあげられますが、私はそれよりも「コミュニケーション能力の遅れ」や「共感力や協力の欠如」の方が子どもたちの学校生活をより大変にしていると感じています。
子どもと大人の脳発達の違い:運動がもたらす効果を比較
小学生 | |
認知機能 | 新しい神経結合が形成されやすく、認知機能が急速に発達する時期で、運動による刺激が大きな効果をもたらします。 |
海馬の成長 | 脳がまだ成長段階にあるため、海馬の体積増加や神経細胞の新生が顕著。運動の影響がダイレクトに反映されやすい。 |
大人 | |
認知機能 | 脳の発達が成熟しているため、可塑性が減少している。子どもほど急激な変化は期待できない。 |
海馬の成長 | 神経細胞の新生が減少しているため、効果が限定的。 |
「運動がもたらす脳の奇跡」
運動は単に身体を鍛えるだけではありません。発達障害を持つ子どもたちにとって、運動は脳(前頭前野)の活動を活発にし、注意力や記憶力、学習能力の向上に寄与することで学習や生活の質を大きく向上させる力があります。
お子様がADHD、自閉症またはグレーゾーンと診断されている場合でも、お子様の集中力、行動、不安を改善したい場合でも、お子様の目標に合わせて個別支援計画をカスタマイズできます。
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 感覚処理障害
- 学習障害
- 自閉スペクトラム症
神経回路の強化
神経回路の強化
運動は脳の神経回路を強化し、特に発達障害を持つ子供たちにとって重要です。運動によって脳の各部分が連携しやすくなり、注意力や集中力が向上します。複雑な運動(バランスをとる、リズムを合わせるなど)は、新しい神経結合を形成する助けとなります。
さらに、定期的な運動を行うことどもは、記憶や学習に関与する海馬の体積が大きくなり、学習能力が向上することが研究で示されています。
つまり、バランス運動を行なって小脳を刺激し、機能改善することで、感情を制御したり、集中力を持続できるようになったりできる可能性が十分にあるのです!
感覚統合を助ける運動
感覚統合を助ける運動
感覚統合は、視覚、聴覚、触覚などの感覚情報を適切に処理し、反応する能力です。発達障害の子どもたちは、このプロセスに困難を感じることが多いです。運動は、感覚統合を促進し、感覚過敏や鈍感を改善します。これにより、日常生活でのストレスが軽減され、生活の質が向上します。運動療育のプログラムは、感覚統合の向上を目的とした運動を提供し、子どもたちの生活をサポートします。
社会的スキルを育む
社会的スキルを育む
発達障害の子どもたちは、他者とのコミュニケーションや協力が難しい場合が多いです。友人関係や教師との関係がうまく築けないと、人間関係のトラブルが増えることがあります。これにより、学校生活がストレスフルになり、学習意欲が大幅に低下することもあります。
運動を通じたグループ活動やチームスポーツは、社会的スキルの向上に役立ちます。これにより、協調性やコミュニケーション能力が高まり、友人関係を築く自信が生まれます。運動療育のプログラムは、子どもたちが安心して社会的スキルを学べる環境を提供し、社会的な孤立感を減らすことを目指しています。
成功体験を通じて自己肯定感が高まり、精神的な安定にも繋がります。
夏休み前の利用申し込み・体験希望が増えています。
ご利用手順
注意ポイント
ご利用にあたっては、市町村が発行する『障害児通所受給者証』が必要になります。受給者証の発行について、これまで福祉施設を利用されたことがない方のために施設管理者より分かりやすくご説明させていただきますのでご安心ください。
step.0 施設へ相談してみる
福祉施設の利用が初めての方、また、まだお子様が医師の診断を受けたことがない方は一人で悩まれているケースが多く見受けられます。
必要に応じて、お子様にとって最適な選択が選べるようお手伝いいたします。その際当施設の利用の有無は問いませんのでお気軽にお問い合わせください。
step.1 見学・体験を予約する
見学や体験をご希望の場合は、各施設へ電話、またはHP内お問い合わせフォームよりご連絡ください。公式LINEからでもご予約できます。
施設へ来所いただき見学・体験していただく日程を決めていきます。
step.2 ご来所にて見学・体験
お子さまご本人と保護者様にご来所いただき、施設見学後に保護者様には現在のお子様の様子等を簡単にお伺いいたします。
お子様はその時間に運動療育の体験を行っていただけます。お子様が運動に乗り気でない場合などが見られた場合は、施設内で遊んだりしながら、スタッフが有意義な時間が過ごせるようサポートいたします。
運動療育プログラム体験会
- 16:00〜17:30(平日各曜日1名様まで)
無料体験会参加者の感想
運動療育体験会に参加した親子からは、多くのポジティブなフィードバックが寄せられています。子どもたちが楽しみながら成長する姿を見て、親御さんたちも安心し、喜びを感じています。ここでは、親御さんの声や子どもたちの反応を具体的にご紹介します。
保護者様
子どもたちが本当に楽しそうに運動していて雰囲気がとても良いなと感じました。
保護者様
家ではなかなか運動をさせてあげられないので、たくさん運動できる場所があるのはありがたいです。
保護者様
普段、運動は嫌いと話していて、家でもなかなかしたがらないので、こんなに笑いながら運動しているのを久しぶりに見ました。
保護者様
体験会の中だけでも、ちょっとずつ上手になっていてびっくりしました。
保護者様
色々な運動器具があるので、子どもが飽きずに運動できそうで良いですね。
保護者様
初めての場所などは苦手な子で中に入っていけないことも多いので、少しでも運動に参加できたらラッキー、くらいの気持ちで来ましたが、すんなり入ってみんなと運動していたので驚きました。
FAQ:体験会に関してよくいただくご質問
ここでは、運動療育体験会に関するよくある質問とその回答をまとめました。参加を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
Q1:運動療育体験会は誰でも参加できますか?
A1:はい、運動療育体験会は発達障害を持つ子どもとその家族が対象ですが、初めての方も大歓迎です。体験会では、専門家が丁寧に指導し、子どもたちが安心して参加できる環境を提供しています。事前に申し込みを行い、定員に達した場合は次回の体験会を案内いたします。
Q2:体験会に必要な持ち物は何ですか?
A2:体験会に参加する際には、動きやすい服装でご来所ください。また、飲み物やタオルも忘れずにお持ちください。その他については、事前に施設から案内があるため、そちらをご確認のうえ、ご準備をお願いします。
Q3:体験会の費用はどれくらいですか?
A3:運動療育体験会は、基本的に『無料』で参加できます。ただし、事前の申し込みが必要です。日程によっては、他のご利用者様と一緒に運動プログラムに参加する場合もございますので、あらかじめご了承ください。詳細については、事前に施設へお問い合わせください。
Q4:子どもが運動に苦手意識を持っている場合でも参加できますか?
A4:もちろんです。利用前は苦手意識を持っていたり、動きがぎこちないなど、運動に自信がない子ども達も多くいらっしゃいます。運動療育体験会では、子どもたちが楽しみながら運動に取り組めるよう、さまざまなプログラムが用意されています。初めての参加で運動に苦手意識を持っている子どもでも、専門家が丁寧にサポートし、自信を持って取り組むことができるよう配慮しています。
Q5:体験会の申し込み方法は?
A5:運動療育体験会への参加申し込みは、施設のウェブサイトまたは電話、公式LINEで行うことができます。ウェブサイトでは、下記の専用申し込みフォームに必要事項を記入し、送信するだけで簡単に申し込みが完了します。また、電話や公式LINEでの申し込みも受け付けており、スタッフが親切丁寧に対応いたします。定員が限られているため、早めの申し込みをおすすめします。
公式LINEからでもご予約いただけます。
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