学校ではやらない平均台を使った運動療育とは?
今日はCREDOで行っている皆さんの知らない平均台を使った運動療育をご紹介します!
「平均台だったら学校でもやっているけど…」
いえいえ、CREDOで行っているのはちょっと違うんです!
そもそもバランスって何?
バランスは『前庭感覚』とも言われ、自分の身体の傾きや重力、スピードや回転などを感じる感覚です。
また、眼球運動とも関係があります。
この前庭感覚を刺激することで姿勢が良くなったり、つまずいてもすぐに手足が出ることで転びにくくなったりします。
ただ渡るだけじゃない!?
例えば、平均台を2本のポールをまたいだりくぐったりしながら渡る運動をご紹介。
この運動では、ただ渡るよりも更にバランス感覚、ボディイメージ、集中力、注意力などが養われます。
実際にCREDOで取り組んでいる子どもたちはというと、
平均台を渡るだけなら安定している子どもたちも、
はじめのうちは失敗だらけ
- ポールをまたごうと足を伸ばしている時やくぐろうと身体を屈めている時にバランスが崩れたり、
- ポールとの距離感が分からず身体が触れてしまったり、
- またいで渡ろうとしたもののポールに触れそうになるとゆっくりと伸ばした足を元に戻してくぐる進み方に変更したり
と、四苦八苦する様子が見られていました!
それでも繰り返し取り組むことで徐々にポールと適切な距離を取りつつ、またいだり屈んだりしてもバランスが崩れないように!
ポイント
姿勢が悪い子どもたちは授業中に集中力が途切れたり、板書が苦手だったり…
それは、この『前庭感覚』に関連していて、姿勢のコントロールや眼球運動が上手に機能していないことが影響しています。さらにそれが学習への苦手意識につながるなど悪循環に!
だから、小学校時代に『感覚』を育てることは、運動能力だけでなく学力、学習意欲にも大きく影響するのです!
このブログを見て思い当たることがある方は『感覚』が伸び盛りの『今』をお見逃しなく!