コロナ禍で深刻化!? 子どもたちの体力が大きく低下
令和3年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査では、令和元年度と比べ、小学生は男女ともに体力の低下が顕著であることを示しています。
その主な原因として
- 運動時間の減少
- 学習以外のスクリーンタイムの増加
- 肥満である児童生徒の増加
この原因について、新型コロナウイルス感染の影響を受け、更に拍車がかかったと考えられる、と記載されています。
その他、「上体起こし」「反復横とび」「20mシャトルラン」については大きく低下した、という結果も出ており、体育の授業以外での体力向上の取り組みが減少したことも考えられる、とも述べられ、子どもたちが安心して運動できる環境を求める声が高まっています。
児童生徒の運動時間の割合の減少
1週間の総運動時間が420分以上の割合は、減少しており、特に男子の方が顕著である、と述べられています。
一方で、学習以外のスクリーンタイムは、試聴時間が2時間以上の割合が増加しており、特に男子が長時間化している、とされています。