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「受給者証ってなんですか?」という問い合わせをいただくことがあります。
放課後等デイサービスを利用するための「受給者証」についてご説明します。
受給者証とは?
受給者証は福祉サービスを利用するために市町村自治体から交付される証明書です。受給者証には保護者とお子様の住所、氏名、生年月日、サービスの種類、その支給量(日数や時間数)が記載されます。
児童発達支援・放課後等デイサービスは療育手帳を取得されていないお子様でも、受給者証があれば利用することができる福祉サービスです。

参照:https://prosperus310.com/news/受給者証とは?%E3%80%80児童発達支援・放課後等デイサ/
放課後等デイサービスは、福祉サービスのなかでも「障害児通所支援」に該当します。
療育手帳(愛の手帳、みどりの手帳)との違いは、療育手帳は障害名や程度を証明するために都道府県が発行しているものですが、受給者証は福祉や医療のサービスを利用できる証明として市町村が発行しているものです。
支給量とはなんですか?
支給量とは、福祉サービスを利用できる日数や時間数のことです。
放課後等デイサービスは、受給者証に書かれている日数(支給量)分通うことができます。
利用料は自治体が9割負担するため、月に何日利用できるかは自治体判断となります。自治体と相談の際には、お子さんの特徴や利用を考えた場合、希望する時間や日数を詳しく伝えるようにしましょう。
受給者証ってどうすればもらえるの?
受給者証は住んでいる自治体の行政の福祉の窓口で申請します。
受給者証申請までの流れ
- 放課後等デイサービスを見学
- 住んでいる自治体の行政の福祉の窓口に相談・申請
- 必要書類(医師の診断書やサービス等利用計画案など)を作成して提出
- 市の調査員によるヒアリング
- 支給決定と受給者証のは交付
※「サービス等利用計画案」とは月にどのくらい放課後等デイサービスの利用を必要としているか等を記載します。行政の福祉の窓口に紹介された指定相談支援事業者に依頼して作成することもできますし、保護者自身で作成する場合もあります。
受給者証に関するその他ご質問
はてな
未就学の場合は、いつ頃放課後等デイサービスの申請をすればいいのですか?
ポイント
未就学の間には発行されませんが、就学年度の4月1日に利用開始をする前提で申請をすることはできます。自治体の障害福祉の窓口で受給者証の申請をしてください。児童発達支援に通われていた場合でも、新たに放課後等デイサービスの受給者証申請が必要となります。
ポイント
療育手帳だけでは放課後等デイサービスを利用することはできません。福祉サービスとしての利用ではない場合、全額自己負担となってしまいますので、お住まいの自治体の障害福祉課に問い合わせて申請手続きを行いましょう。
はてな
療育手帳が取得できなかったので受給者証も交付してもらうことは難しいですか?
ポイント
療育手帳がなくても受給者証を申請することは可能です。住んでいる自治体の行政の福祉の窓口に問い合わせてみてください。
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