障害がある!?そんな疑いを持ったときは?
障害がある疑いを持つ機会は、人それぞれで違いがあります。
障がいの程度にもよりますが、出生前診断や出生後すぐにわかる場合もあります。しかし、最も明らかになりやすいのは乳幼児健康診査(乳幼児健診)です。
乳幼児健診とは?
お子さんがいらっしゃる保護者にとっては既にご存知のことかと思いますが、各市区町村が、
- 1歳6ヶ月児健診(1歳6ヶ月〜2歳未満児を対象)
- 3歳児健診(3歳〜4歳未満児を対象)
を実施しています。(医療機関では生後1ヶ月の健診、自治体によっては2〜4ヶ月健診をやっているところもあります)
乳幼児健康診査(乳幼児健診)の流れ
主な流れ
- 健診の案内が届く
- 健診当日の受付
- 医師や保健師による問診 ‥‥家族の病歴、新生時期の異常の有無、栄養の摂取方法、排泄の状況など
- 歯科検診 ‥‥歯科医師が虫歯の有無や噛み合わせについて確認
- 身体測定 ‥‥身長、体重、頭囲、胸囲を測定
- 医師による診察 ‥‥身体や精神の発達状態を医師が診察
- 子育て相談 ‥‥必要に応じて、心理相談員や栄養士などが個別の相談
乳幼児健康診査の健診内容とは?
我が子の障害がわかったら
我が子の障害がわかったとき、ほとんどの親は現実を冷静に受け止めることができないでしょう。
現実を否定し、悲観し、やがて受け入れ、我が子が不幸にならないように将来のことを真剣に考えるというプロセスを経ることが多いようです。
我が子が将来どんな生き方をするのか、子どもの個性によってまちまちでしょうが、公的なサービスを知っておくことは大切です。
子どもの誕生
- 乳幼児健診
- 病院・保健所などに相談
- 役所の担当窓口・児童相談所などに相談
- 障害手帳の申請(障害が判明した場合は申請)
- 障害者総合支援法によるサービスの申請(サービスが必要になった場合は申請)
3〜5歳、6歳
- 障害児専門の施設
- 健常児との統合教育・保育
- 通っている幼稚園・保育園に相談
- 役所の担当窓口・教育委員会などに就学相談
- 小学校の通い方
- 通常学級への通学
- 特別支援教室に通学
- 通常学級に通学しながら、特別支援学級に通級
- 特別支援学校に通学
発達障がいと学校教育〜小学校編〜
2021/4/7
発達の遅れや特性を持つお子さんの小学校選びに悩む親御さんは多いのではないでしょうか。 「学校」という場でお子さんにどの程度の支援が必要なのか、特別な知識を持たない素人である親が判断するのはとても難しく ...
中学校・高校卒業
- 一般就労
- 福祉的就労
- 高校・大学・専門学校へ進学
- 特別支援学校に進学
- 生活介護
- 20歳から受けられる
- 障害基礎年金の申請、受給開始(国民年金に加入し、医師の診断書などを添付して申請)
日常生活で障害が疑われたら身近な相談窓口へ
障害が疑われた場合に、健康や発育について幅広い相談ができるのが、児童相談所や保健所です。
児童相談所は、障がいのある子どもだけでなく、18歳未満の全ての子どもを対象にしており、一般的な健康相談にも応じてくれます。
また、市区町村によっては保健センターや福祉事務所の中に、児童家庭相談窓口が設置されている場合もあります。
児童に関する主な相談窓口
- 児童相談所
- 児童相談センター
- 保健所
- 保健センター
- 福祉事務所
- 児童家庭相談窓口
- 発達障害者支援センター
児童デイサービス CREDOでも相談を受け付けています!
子どもの発育上で気になる点やお悩みは、利用の有無に関わらずぜひ一度お気軽にご相談ください。
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